地方創生をラーメンステーションから
はじめまして。「ラーメンステーション」を企画・運営している株式会社IOBI代表取締役の石井智大と申します。 私たちは「誰しもが人生の可能性を広げられる社会の創出」を目指し、地方創生メディア「Made In Local」を中心に地方創生に関するプロジェクトを多く手がけているスタートアップです。 ラーメンステーションの原点は、メディア事業の取材で訪れたラーメン店で、店主の目から溢れた「悔し涙」にあります。 取材を重ねているうちに、「味には自信を持って作っているけれど、人手不足や資金の制約で限られた地域でしか展開ができていない」という涙混じりの悔しげな声を、特にラーメン店の店主たちから何度も何度も聞いてきました。 この問題を解決し、食を通した「地方創生」 を実現するために「ラーメンステーション」は誕生しました。
人手不足と資金不足を解消し、地域のラーメン店の力に
人手不足については、現地採用を中心に弊社で集めたスタッフが調理することで、ラーメン店の負担なく店舗展開ができる仕組みを実現。祖業である人材事業で培った、採用力・独自のブランディング力を活かし、優秀なスタッフを集めることができました。 資金不足については、券売機や席などにかかる費用を複数店舗で共同負担することで、一般に路面店を構える費用の10分の1程度で店舗展開ができる仕組みを構築しました。 全く新しいプロジェクトで不安もありましたが、こうした想いに対して予想以上の反響をいただくことができ、数多くのオファーがありました。
全国から集まった、妥協なき12店のラインナップ
せっかくやるからには、単に美味しいだけでなく、感動的なものにしたいとの想いで、 1号店となる浜松店の開店に向け、準備を重ねてきました。 具体的には、全国の名店を社を挙げてピックアップさせていただき、私自ら本店に行って実際に食べて、ここを出したいと本気で思ったところを12店舗(このうち半数はこれまで本店1店舗しか展開してこなかった店舗)選びました。 さらに、本店と同じ味をお客様にお届けするため、本店の社長に味の確認を行っていただき、味ブレをなくす取り組みを進めてきました。
お客様、ラーメン店、地域社会の三方良しを実現
弊社がラーメンステーション事業をやる意義は、地方創生がしたい。その一心です。 大阪に本社を構える弊社があえて静岡県でやることで『地域の雇用を創出できる。それにより、若者の都市部への流出を防ぐことができ、経済が回る。その結果行政が潤う。行政が潤えば、まち自体が活性化する。そしてより魅力的な街になり、最終的に地方創生につながる』と本気で考えています。 全国の名店の味を身近な地域で味わえる機会を作り、小規模で経営するラーメン店の可能性を広げ、出店先の地域の雇用を創出する。お客様・ラーメン店・地域社会の「三方良し」の輪を広げるべく、ラーメンステーションは今回の浜松店を皮切りに、これから全国展開を進めていく予定です。 日本初となる弊社の挑戦をぜひ応援していただけますと幸いです。 皆さまのご来店を心よりお待ちしております。